とくなが久志奮闘録

日々の生活や仕事のなかで考えたことを、ふんわりと書き連ねていきます。

日大アメフト部は「ヤクザ映画」に悲劇的なまでに似ている。それでも・・

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日大アメフト選手による危険タックル問題。まだまだ収束しそうにありません。

 

問題が発生して以降、日大選手の記者会見、監督・コーチの記者会見、日大学長の記者会見といった一連の流れを見ていると、世間の常識を逸脱した日大側の最悪の対応が浮き彫りとなってきます。

 

しかし、このおかしな一連の流れは、どこかで見たことがあるなと思っていたら、「ヤクザ映画」に悲劇的なまでに似ています。それでも、希望の光はかすかに見え始めています。

 

 

「ヤクザ映画」にはパターンがある

映画にはいくつかのジャンルがありますが、その中でも、洋の東西を問わず、根強い人気を誇っているのが日本の暴力団や外国のマフィアを扱った映画です。

 

『仁義なき戦い』からVシネマ『天下統一』、ビートたけし主演・監督の『アウトレイジ』、はたまた『ゴッドファーザー』にいたるまで、ホントに好きでよく観ています。

 

『水戸黄門』に代表される時代劇には、ストーリーに一定のパターンが見られるように、これら「ヤクザ映画」にも一定のパターンが存在します。

 

今回の日大アメフト選手の危険タックル問題の一連の流れは、「ヤクザ映画」に悲劇的なまでに似ていることに気づきました。

 

 

「鉄砲玉」

映画では、対立する組織どうしの抗争の中で、「鉄砲玉」という存在がつきものです。

 

「鉄砲玉」とは、抗争相手の組織のトップなど要職にある者を葬り去る役割を与えられた者。ヒットマンと同じとも言えますが、その名の通り発射されると最後、決して戻ってこないことを前提とした役割です。

 

そこで、日大アメフト選手の記者会見です。

 

「監督から相手のクオーターバックを1プレー目で潰すなら試合に出してやる、と言われた。その間、練習からも外されていた」

「試合当日、メンバー表に自分の名前がなかった。ただ、"自分が相手を潰しますと監督に言えば試合に出してやる"とコーチに言われた」

「潰せば秋の試合でも得だろう、と言われた」

「試合直前、コーチから"やっぱり出来ませんでしたじゃ済まされないよ"と念を押された」

 

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そして、『仁義なき戦い』のあるシーンです。

 

「お前があいつをやってくれたら助かるんじゃがのう」

「ここらで男ならんと、もう番は回ってこんぞよ」

 

 趣旨としてはほとんど同じです。指示・命令を下す側が、「それをやることが組織全体のためになること」を強調し、「やらなければ自分に居場所がなくなること」を理解させること、の2点を強く押し出すことも、悲劇的なまでに似ています。

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面倒はみる

組織の命令に従ってことを実行した者の面倒をみることが原則です。

 

特に、「鉄砲玉」となって行方がしれない者の家族などに対し、組織のトップが生活費その他過分の面倒をみます。

 

その際、そのトップは家族に、何がどうなって行方がわからないのかなどの詳細な説明せず、黙って大金を置いていきます。

 

「何で、いなくなったのか教えてください」と泣き叫ぶ声を背に受けて煙草を吹かすシーンは名シーンの1つに数えられるものです。

 

日大選手の会見後に、正式に会見した大塚吉兵衛・日大学長は、内田・日大アメフト部前監督から反則行為の指示があったかどうか等の核心部分への明言を注意深く言葉を選びながら避けていました。 

一方、加害側の選手については、「早く授業に戻れるよう学部が対策を考えている。本人の意向があれば卒業後の進路まで力を注ぐ」とかなり具体的に踏み込んだ発言をしています。 

問題の核心には触れず、選手・学生の今後は手厚いサポートを明言する。これもまた、悲劇的なまでに似ています。

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「共謀共同正犯」

映画では、たまに「鉄砲玉」が警察に逮捕されることがあります。警察は逮捕した「鉄砲玉」を締め上げ、親分の指示があったことを白状させます。そして、親分も逮捕されます。この時の罪状が、「共謀共同正犯」です。

 

「共謀共同正犯」とは、犯罪を共謀して計画、命令などをした場合、実行に加わっていなくても正犯として罪に問われることをいいます。現場にいなかった首謀者などで、実行犯より重い刑罰となることもあります。

 

つまり、親分の指示で犯罪行為におよんだことが実証されれば、その行為に加わっていなくても親分は逮捕され、「鉄砲玉」よりも重い刑罰を受けることがあるということです。

 

今回の問題では、被害者側の関学大選手が被害届を警察に提出し、受理されています。すでに警察は日大本部を訪れ、関係者から事情を聴取しています。

 

加害者側の日大選手も責任を負わねばなりませんが、日大アメフト部の内田前監督とコーチが罪に問われるとすれば「共謀共同正犯」ということになりそうです。

 

その場合、警察はまず実行犯である日大選手を逮捕し(可哀想でなりませんが)、事情を十分に把握した後、内田前監督の逮捕という手順になるものと思われます。これもまた、悲劇的なまでに似ています。ただ、前監督の方が罪が重くなる可能性が大だという点のみ、救われる思いがします。

 

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ダラ幹を排除して新組織

映画では、「鉄砲玉」の面倒もろくにみることをせず、「義理と人情」とは無関係の欲まみれダラ幹(ダラけた幹部)を排除して、自分たちで新しい組織を立ち上げることがよくあります。

 

「クーデター」「謀反」「政権交代」などがタイトルに踊る、一連の映画のモチーフです。ダラ幹の排除といっても犯罪行為に変わりはないのですが、悪党なりの正義感で導かれた行動は、観る者をスカッとした気分にさせてくれます。

 

今回の問題では、日大のアメフト部員たちが、コーチ陣の一新を求める声明文を発表するとのことです。チームを改革していく上で、指導体制を変えることが必要だと判断したといいます。

 

ダラ幹を排除して組織を新しく生まれ変わらせるというわけですから、これもまた似ています。

 

ただ、これは是非とも成し遂げて欲しいです。アメフトを愛し、アメフトを楽しみ、互いに切磋琢磨できる真のスポーツマンシップに則った新生日大アメフト部を作り上げて欲しいと念願します。

 

そして、「アメフトをする権利がない」と言ったあの選手も、(場合によっては罪を償った後に)再び、アメフトを愛する仲間として迎え入れてほしいものです。

 

 

おわりに

「ヤクザ映画」と似ているといって茶化すつもりはありません。

 

問題の核心は日大の指導者たちが自己保身のために真実を隠蔽し、一選手・学生に責任を押しつけようとしている姿に対し、私なりの批判をしてみました。

 

そして、そういう情けない心ない指導者連中が排除され、新しい組織が出来上がることを願って執筆しました。

 

日大の指導者連中には自己改革能力はゼロですが、アメフト部員たちは自己改革に向けた歩みを始めました。希望の光がかすかに見え始めました。この取り組みに大きな大きな拍手を贈りたいと思います。

 

以上、『日大アメフト部は「ヤクザ映画」に悲劇的なまでに似ている。それでも・・』でした。

 

お世話になった恩返し

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まるでアニメのヒーローのような大谷翔平選手の活躍を見ていて、ふと、野茂英雄氏のことを思い出しました。

 

野茂英雄といえば、日本人メジャーリーガーの草分け的存在。野茂氏の成功がなければ、後に続く松井秀喜氏やイチロー選手もなかったでしょう。

 

ただ、野茂氏がメジャー挑戦を表明した1995年当時は、今のように歓迎・応援されることなど全くなく、特にマスコミは「近鉄には育ててもらったのに・・・」「お世話になった近鉄に対して・・・」と非難囂々でした。

 

そんな中で、唯一と言っていいと思いますが、TBSの報道番組『ニュース23』のメイン・キャスターの筑紫哲也氏(故人)だけが、応援する発言を繰り返していました。

 

何とか渡米した野茂氏は、ご承知のような大活躍。選手のストライキでメジャーリーグそのものが低迷する危機にあったなかで、「メジャーの救世主」とも呼ばれました。

 

1年間の大活躍を経て帰国した野茂氏。マスコミは、いつものように手のひらを返して賞賛します。しかし、野茂氏は一切のテレビ出演を拒否しました。ただ、唯一の例外が、『ニュース23』でした。

 

当時は、応援してくれた番組とキャスターの筑紫氏への「恩返し」をした、と話題になったものでした。

 

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今年、阪神タイガースから大和選手が横浜へとFAで移籍しました。

 

今年最初の阪神ー横浜戦を前にして大和選手は、「お世話になった阪神に、恩返しのつもりで打ちまくりたい」と言っていました。

 

阪神ファンとしては、名手・大和選手の活躍を期待したいところですが、「阪神戦だけは活躍しないでくれ」が本音です。

 

でも、野球界ではよくある話です。移籍した選手が古巣のチームとの一戦で活躍することは、「お世話になった恩返し」になるのです。

 

 

メジャーリーグから日本球界に復帰する選手がいます。

 

引退した黒田博樹氏が広島に復帰したのも、今年、上原浩治選手が巨人に復帰したのも、青木宣親選手がヤクルトに復帰したのも、それぞれが古巣チームへの「お世話になった恩返し」だといわれました。

 

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先日、ファミレスで1人寂しくランチを食べていると、何人から立て続けに声をかけられました。

 

「市長選はありがとうざいました。おかげで市長が代わって良かったわ」

 

「徳永さんの応援のおかげで、町がようなるわ」

 

そのように言って頂くほどのことはしていないのですが、と恐縮してしまいます。

 

政治の現場では多くの人にお世話になります。特に、選挙では、たくさんの方々にお世話にならないと成り立ちません。

 

「お世話になった方々に恩返しをしたい」とは誰しもが思うこと。でも、政治家に限っていうと、唯一できる「恩返し」は、当選して政治家となって仕事で返すことです。

 

でも、落選してしまうと「恩返し」がまったくできない。それが、ここ何年か引きずってきた心のもやもやでした。

 

しかし、それだけではないのではないか。これはと思う人に、例え小さくなった力でもお貸しすることによって、当選していただき、市民のために頑張っていただくこと。これも「恩返し」の、ほんの一部になるかもしれない。

 

近江八幡市長選挙が終わって1週間もたつのに、市庁舎建設工事の轟音が鳴り止まないなか、ふと感じたことを書き連ねました。

 

小西理氏当選! 近江八幡市長選挙について

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2018年4月15日、滋賀県の近江八幡市長選挙が投開票され、新人の小西理氏が現職の冨士谷英正氏を破り、初当選しました。

 

今回の市長選挙で、私の行動や感じたことを書き連ねますので、おつきあい下さい。

 

◆予想外の大差

当 21,047  小西  理 無新

  11,647  冨士谷英正 無現 

 

 市議・県議そして市長3期努めて冨士谷氏に対して、文字通り大差をつけての小西氏の勝利です。

 

まずは、小西理氏には心からのお祝いを申し上げたいと存じます。

 

しかし、私も小西氏の活動にほんの少しだけ参加して、戦前の予想を覆して接戦に持ち込めるのではと感じていましたが、ほぼダブルスコアになるとは、正直、予想外でした。

 

地元のびわこ放送が投票締め切りの午後8時と同じくらいに「小西氏当確」を打ったくらいですから、国政選挙だと告示日の朝刊に「近江八幡市長 交代へ」の見出しが躍るような選挙だったということです。

 

◆小西氏の勝因

新聞は小西氏の勝因について、こう書いています。

 

一騎打ちとなった近江八幡市長選挙は、2月に着工した新市庁舎建設工事の中止と業者との契約破棄を掲げた新人の小西理氏が制した。有権者は限られた財源を庁舎ではなく教育や福祉に回すとの公約を支持し、市政刷新を小西氏に託した。(『京都新聞』より引用)

 

確かにこれで間違いはありません。しかし、これだけであれほどの大差がつくのかどうか。

 

新市庁舎建設に疑問を持つ市民が多かったのは事実ですが、それに加えて、12年にも及んだ冨士谷市政への「飽き」が根底にあったのではないかと思います。

 

後半戦に電話での支持の依頼をしていましたが、「もうそろそろ変わった方が・・・」「もうこれくらいでいいと思うので・・・」という声に続き、決まって「若い人に代わったら・・・」という反応が大半でした。

 

現職が「飽き」られているから、誰でもとって代われるものではないことは当然です。

 

小西氏が自民党の衆議院議員であった点が大きいでしょう。政治の「ズブの素人」ではないことは明確ですし、自民党支持者も安心して投票できます。実際、出口調査では自民支持層の半分を押さえています。そして、年齢が10歳以上若いというのもプラスに働いています。

 

さらに、人間的にソフトイメージであることも大きかったと思います。柔らかい語り口が特徴の演説は、誠に理路整然としていて、私が数多く聞いた候補者の演説ではダントツで1番でした。

 

森友・加計問題で自民党支持率が下がったことも影響があるかもしれませんが、( 元蔵相の武村正義先生の持論ですが)有権者は冷静に国政と地方政治とは分けて考えるものです。

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投票日翌日も工事が進む新庁舎建設現場

 

◆私のとった行動

近江八幡市は私が住む町ですから、当然、強い関心があります。ただ、昨年10月に衆議院議員選挙に落選してから半年もたっていません。

 

「お前は国会議員はふさわしくない」と判断されたわけですから、家で布団をかぶってじっとしているのが普通です。先頭立って選挙活動するなんてもってのほかだと思っていましたし、何より気力がありませんでした。

 

ところが、ある日、小西理氏が後援会長と共に私の事務所に来られ、「近江八幡市政の流れを変えるために、力を貸してください」とこんな私に、深々と深々と頭を下げられたのでした。私のもやもやが吹っ飛んだ瞬間でした。私の腹が決まった一瞬でした。

 

また、私がかねてより信頼・尊敬している方々から「小西を支援すべき」との声を頂戴したことも、背中を押す格好となりました。

 

と言っても、やったことは演説会の弁士として3度、マイクを握っただけです。最終盤で選挙カーに乗ろうかと思っていましたが、不覚にも高熱を発してしまい、かないませんでした。

 

演説会に出席した翌日は必ず電話が方々からかかってきました。私の選挙を応援して頂いた方ばかりです。異口同音に言われるのは、「お前の次の事を考えて、ここはじっとしているべきだ」「あなたの将来を考えて、もう応援には行くな」と。

 

私は、「私の「次の事」「将来」ではなくて、今は近江八幡の「次の事」「将来」を考えるべきだ」と返答しました。まあ、支援者が良かれと思って言って下さるのに、言い返しているわけですから、選挙に弱いのも肯けるというものです。

 

◆結び

今回の市長選挙から学んだことは、「現状を変える勇気」と「闘い続ける根気」の大切さ。

 

最初から小西陣営に参加しなかった私は、「現状を変える勇気」も「闘い続ける根気」も持ち合わせていませんでした。

 

死んでしまいたいほど恥ずかしいです。

選抜高校野球 彦根東 最新応援情報! 応援団最優秀賞を受賞 髙内希君がベストナイン

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2018年の選抜高校野球は大阪桐蔭の優勝で幕を閉じました。

 

彦根東は初戦で慶応を破り、2戦目は花巻東を相手にエース増居君が9回までノーヒットノーランと好投したものの、延長戦でサヨナラ負けを喫しました。

 

一方、応援の方は日増しに熱を帯び、2試合で6200人が応援に足を運び、見事に応援団賞の最優秀賞に輝きました。

また、髙内希君が今大会のベストナインに名を連ねています。

 

 

◆彦根東応援団が最優秀賞!

2018年選抜高校野球は戦前の下馬評通り、大阪桐蔭が規格外の戦力を擁して優勝しました。

 

4月5日の閉会式では、応援団賞の発表が行われ、彦根東応援団が最優秀賞に選ばれました。

 

建学の精神「赤鬼魂」にちなんで応援グッズを赤一色に統一し、真っ赤に染め上げたアルプス席の一体感や迫力あふれるエールが評価されました。

 

他にも、入退場がスムーズであったこと、対戦相手の校歌の際も手拍子をするなど、マナーの良さも高い評価を受けたことは、応援団の一員としても胸を張りたいと思っています。

 

閉会式で応援団長を務めた川瀬隼大君(3年)が最優秀賞の盾を受け取ると、スタンドから大きな拍手がおこりました。

閉会式での発表の様子↓

 

川瀬君は野球部員で内野手。選抜出場が決まると、村中監督から「お前がやってほしい」と頼まれたといいます。川瀬君は応援に一体感を持たせようと、チアリーダーや吹奏楽部にも意見を聞き、本番に臨んだそうです。昨年夏の甲子園よりも、さらに声を出して圧倒しようと皆で決めたといいます。

 

川瀬君はこう喜びを語りました。

 

(アルプス席が)真っ赤に染まり、たくさんの方が応援してくれていることがわかった。チアリーダーや吹奏楽、生徒、地域の人など全員の団結力で受賞でき、光栄に思う。選手から「声がよく届いていた。応援ありがとう」と言われた。 

 

なお、優秀賞には、慶応義塾(神奈川)、膳所、乙訓(京都)、おかやま山陽(岡山)、伊万里(佐賀)の5校が選ばれました。

 

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◆髙内希君がベストナインに選ばれる

選抜高校野球大会を主催している毎日新聞が、今大会「同紙記者が選んだベストナイン」を発表し、彦根東の髙内希君が捕手として名を連ねています。

すでにプロも注目している増居君に加え、髙内君への評価が高いのは、何だか自分のことのように嬉しく感じます。

 

毎日新聞記者が選んだベストナイン

 

投 手 根尾   昴(大阪桐蔭)

捕 手 髙内   希(彦根東)

一塁手 渡辺 健士郎(東海大相模)

二塁手 黒川  史陽(智辯和歌山)

三塁手 中川  卓也(大阪桐蔭)

遊撃手 小松  勇輝(東海大相模)

外野手 藤原  恭大(大阪桐蔭)

 〃  梶田   蓮(三重)

 〃  冨田  泰生(智辯和歌山)

 

◆甲子園2試合を終えて

甲子園で2つ勝つことの難しさを実感した選抜でした。

 

2戦目の花巻東戦は、エース増居君が9回までノーヒットノーランと完璧なピッチング。アルプス席から見ていても、糸を引くようなストレートがコーナーに決まり、打たれる気配すら感じませんでした。

 

ただ、彦根東も打てなかったの一言でしょう。プロ野球ならば、「悲運のエース増居 打線の援護なく」というスポーツ紙の見出しが躍るところです。

 

花巻東戦の応援に行った際、バス専用駐車場で「大阪桐蔭高校」と大書されたトレーラーを見ました。なんと、自校で専用トレーラーを持っているんですよ!この資金力の差はいかんともしがたいものがあると痛感しました。

 

彦根東はグランド狭さを民間のバッティングセンターで補ってきましたが、それも経営難で閉鎖されました。何とか、選手たちがのびのびとバッティング練習できる場を確保することが急務です。ここは、学校、OB、地域で知恵を絞りたいところです。

 

少し気は早いですが、夏の大会に向けてです。彦根東、近江、比叡山の3つが有力視されます。まずは、春の大会で勝ちきって、シード権を得ることが肝要かと思います。

 

以上、『選抜高校野球 彦根東 最新応援情報! 応援団最優秀賞を受賞 髙内希君がベストナイン』でした。

 

選抜高校野球 初戦突破の彦根東 最新応援情報! 3回戦対花巻東 戦力比較・分析

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やりました!

 

彦根東は慶応を4-3で下し、見事、初戦突破です。

 

続く3回戦では花巻東(岩手)と対戦します。

 

かつては大谷翔平、菊池雄星を擁した花巻東との対戦は好ゲームとなること必至です。

 

そこで、彦根東と花巻東の戦力比較・分析を勝手にしてみました。

 

 

◆彦根東、逆転でセンバツ初勝利、初戦突破

3月28日、彦根東が慶応を4-3で下し、見事、初戦突破。同校はセンバツ初勝利となりました。

 

バスツアーで応援に行きましたが、「手に汗握る白熱の攻防」とはこのことで、試合後は心地よい疲労感も。いやあ、ホント、しびれました。

 

終盤まで接戦に持ち込んで、好機を逃さないという村中監督のゲームプラン通りの展開で、「してやったり」ではなかったでしょうか。

 

村中監督のコメントです。

 

接戦をイメージして後半勝負に持って行けて良かった。(昨秋から打順を組み替え)ちょっとした変化が大きな成果につながった。

増居の好投なくして、後半の勝負にはならなかった。走者を出しながらも粘って投げてくれた。(逆転3ランの)高内は昨日までの練習であまり打てていなかったが、よく打ってくれた。

 

 3回戦は3月31日の第2試合(午前11時開始予定)、相手は岩手の花巻東。あの大谷翔平(エンゼルス)や菊池雄星(西武)を輩出した強豪校です。初戦は今大会優勝候補の一角、愛知の東邦を5-3で破っています。

 

www.1097naga.com

 

◆データによる「彦根東vs花巻東」

 

彦根東

花巻東

打率

.358

.342

平均得点

7.14

5.80

防御率

.270

.240

平均失策

0.57

1.10

 

攻撃力は彦根東がやや上回るようです。守りの方は、ほぼ互角

 

花巻東の戦い方は、投手の継投に特徴があるようです。今大会初戦で完投した田中君に加え、右腕・西舘君、左腕・平山君と多彩な投手陣を誇っています。

 

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◆スポーツ紙の評価

 

彦根東

花巻東

日刊

 C

 B

スポニチ

 B

 B

報知

 C

 B

サンスポ

 B

 B

デイリー

 B

 B

中日

 C

 B

 

 評価基準は、優勝候補筆頭の大阪桐蔭が全紙A評価という点を参考にしてください。

 

花巻東がオールB評価。スポーツ紙の評価だと花巻東が戦力的に「やや上」ということです。

 

でも、初戦で下した慶応もオールB評価でした。十分に互角の勝負に持ち込めるはずです。

 

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出典:gooニュース

◆まとめ

彦根東の先発投手は、原功征君が予想されます。増居君は初戦の慶応戦で150球も投げていて、中2日での登板は回避。夏のことも考えれば無理はさせられません。

 

一方、花巻東は初戦から4日あいているため、初戦で完投した田中君も先発可能ですが、早め早めの継投策に出てくるでしょう。

 

彦根東の原君は、増居君とは異なり、打たせてとるタイプの軟投派。昨年夏の青森山田戦で甲子園のマウンドを経験していることは大きなプラス要因ですが、秋の県大会・近畿大会では3イニングしか投げていないのが心配材料です。ですから、ある程度の失点は覚悟しなければならないと思います。

 

一方で、慶応戦をみる限り、打線は好調です。関東No.1左腕の呼び声が高い慶応の生井君に対し、2番今井君が5打数2安打、3番朝日君が4打数3安打(3塁打含む)、6番髙内君が4打数3安打(本塁打含む)、9番永井君が4打数2安打とあたっていました。

 

ただ、今大会出場選手で最高打率(.652)をマークしていた1番宇野君が4打数ノーヒット2三振なのが気がかりです。

 

試合前の練習での不調が響いて、従来の4番から6番に「降格」された髙内君に1発が出て、復調したのは大きいです。宇野君、今井君、朝日君が出てランナーをためて髙内君にまわす場面をいくつ作れるかがポイントになるでしょう。

 

相手が細切れの継投策に出てくることが予想されますので、打撃戦に持ち込まないといけません。打撃戦に持ち込めば、彦根東有利は動かないと思われます。

 

花巻東に勝てば、翌日、十中八九、大阪桐蔭との対決です。エース増居君を温存して大一番を迎えたいと思うのですが・・・。

 

以上、『選抜高校野球 初戦突破の彦根東 最新応援情報! 3回戦対花巻東 戦力比較・分析』でした。

選抜高校野球 彦根東 逆転で初戦突破! 応援バスツアー観戦記

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出典:gooニュース



2018年3月28日、いよいよ彦根東高校の甲子園初戦です。

 

彦根東は逆転で初戦突破!センバツ初勝利です。

 

今回、応援バスツアーに参加してきましたので、その観戦記をお伝えします。

◆午前5時 近江八幡駅前出発

彦根東は第一試合(午前9時開始)なので、午前5時に近江八幡駅前を出発します。今回は、在校生も含めてのことなので、7台のバスが駅ロータリーに集結しています。

 

もちろん、電車はまだ動いていません。いつもは静かで暗闇の駅が何か異様な雰囲気に包まれていました。

 

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◆午前6時 名神高速菩提寺SAで休憩

ようやく陽がさしてきました。小さなサービスエリアの駐車場が、長距離トラックと大型バスで埋まっています。

 

SAを出発後、応援グッズ(ジャージ・帽子・メガホン)が手渡されました。グッズの代金はバスツアー代に含まれていると思っていましたが、学校側の厚意で無料で配付されるとのことでした。感謝!

 

車中、校長先生、部長、監督、高内キャプテンの挨拶や応援の仕方などが収録されたDVDが流されました。昨年夏と同様ですが、こうしたDVDを見ると、だんだんと気分が高揚してきます。

 

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◆午前7時40分 甲子園球場到着

開門は8時から。今か今かと赤い軍団が開門を待ちます。静かに、紳士的に。阪神タイガースの試合だと、「おい、暑いから、早う開けろ」と大声が飛ぶところですが。

 

入場は2番ゲート。1塁側アルプススタンドで応援です。

 

8時の開門と同時に、あっという間に客席が埋まっていきます。瞬時にして、真っ赤に染め上げてしまいました。これを圧巻と言わずして、何と言う!

 

一方、向こう正面の3塁側アルプスの慶応応援団もほぼ満席。統一されたカラーこそありませんが、大きな楽器がとても目につきます。

 

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◆午前9時 プレーボール

地元の小学3年生の男の子が始球式です。見事なノーバウンド投球に、「かわいい」「すごい」との声が飛び交います。

 

 

◆序盤戦(1回~3回)の戦況

彦根東が増居君、慶応は生井君のエースどうしの先発で始まりました。

 

先行の彦根東は、3番朝日君、4番野嵜君の連続ヒットで2死1.2塁と先制の好機でしたが、捕手の牽制球により2塁走者の朝日君が刺されます。うーん、もったいないあ。

 

先発の増居君は、3回をヒット1本に抑える上々の滑り出しです。

 

両投手とも落ちついた立ち上がりを見せました。

 

 

◆中盤戦(4回~6回)の戦況

5回に試合が動きかけました。

 

彦根東は無死1.2塁の好機に、8番増居君が送りバント失敗、2塁走者高内君が飛び出してアウト。一気に好機がしぼんでしまいました。1回の牽制アウトといい、この回といい、好機に自滅していると相手に流れがいくかもと嫌な予感が・・・。

 

案の定というか、その裏の慶応は1死3塁の大チャンス。1点を覚悟する場面です。しかし、ここでエース増居君のギアが上がります。後続を二者連続三振にきってとります。この日最速となる139キロの速球で押し込みました。相手打者は8.9番の下位とはいえ、連続三振となると意気があがるというものです。

 

その流れで彦根東が均衡を破ります。

 

6回裏、内野安打2本とエラーがからんで1死満塁(クリーンヒットはゼロ)。5番山岡君のセカンドゴロが併殺崩れとなる間に3塁走者が生還し、待望の先制点を奪いました。

 

さあ、もう一本とスタンドが盛り上がったところで、投手の牽制球で1塁走者がアウトに。相手のまずい守備につけこんで点をとった後だけに、ここで1本ヒットが出てれば試合の展開はずっと優位になったのに・・・。これで走者が牽制で刺されるのはこの試合3度目ですから、いい流れをつかみきれないのも当然でしょうか。

 

でも、増居君も上り調子だし、このまま1対0でいくだろうとタカをくくり、生ビールを注文しました。日差しが結構強かっただけに、ウマイのなんの。

 

 

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◆終盤戦(7回~9回)

やはりというべきか、とうとう7回に慶応に逆転されます。ビールを飲んでいる場合ではなくなりました。

 

増居君が突如、制球が定まらなくなったようで、先頭打者にストレートの四球、ヒット、四球と無死満塁の大ピンチとなります。もう2点は覚悟する場面です。続く打者に2点タイムリーヒットを打たれて逆転され、なおも無死1.3塁。

 

ここで慶応応援団のボルテージがあがります。特に、ブラスバンドの音量がすごく、地鳴りのような響きすらあります。

 

さらに、慶応の応援歌「若き血」や「コンバットマーチ」など、私が早慶戦でずっと聞いてきた曲が大音響で奏でられます。早慶戦では痛い目ばかりに遭ってきましたので、ホント、悪い予感しかありませんでした。

 

さらにもう1点を覚悟する場面ですが、またもや増居君のギアがあがります。後続を三振とセカンドゴロで併殺しました。この集中力たるや、大したものです。あの田中将大を彷彿とさせました!

 

絶体絶命のピンチをギリギリでしのいだ後は、流れが出来やすいものです。8回表、彦根東が再逆転します。

 

3番朝日君の3塁打、5番山岡君が四球を選んで2死1.3塁。ここで、6番高内君が値千金の3ランホームランを放ち、4対2としました。

 

高内君のホームランはこの動画で↓

 

この日の高内君は4打数3安打と大当たり。この3ランホームランは、平成生まれの選手が放ったホームラン第1号というおまけ付きでした。

 

気になったのが慶応の守備陣形。高内君が打席の時は、外野が浅めにシフトしていました。長打力には定評があるのに、どういう根拠があるのか気になるところです。

 

さすがに慶応も粘りをみせます。8回裏、2死1塁から2塁打で1点を返すなど、底力は相当なものがあると感じました。

 

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◆試合終了、帰途に

待望のセンバツ初勝利をあげて、どの顔も笑顔満面。そして腹ぺこです。

 

帰りのバスで弁当が出されました。その包み紙には、彦根東の校歌が。なかなか粋なはからいです。

 

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◆まとめ

村中監督が試合前、「終盤まで我慢して、少ない好機を逃さない」旨コメントしていましたが、その通りの展開となりました。

 

しかし、増居君は不思議な投手です。140キロ近い速球で三球三振に仕留めたかと思うと、簡単にストレートの四球を与えてピンチを広げたりします。そして、ギアを上げて、びしっと討ち取ります。

 

5回と7回に2点取られた後、もう1本ヒットが出ていれば、おそらく慶応が勝利に近づいたに違いありません。それを阻止する力があるのだから、先頭打者に簡単に四球を与えないでほしいとは、贅沢な注文でしょうか。

 

一方、打線は活発でした。2番今井君が5打数2安打、3番朝日君が4打数3安打、6番高内君が4打数3安打(本塁打含む)、9番永井君が4打数2安打でした。この調子を維持してほしいものです。

 

次は、3月31日、花巻東と対決です。

 

エース増居君は150球超を投げており、中3日で登板はできないでしょう。原君の出番となります。昨年夏の青森山田戦での悔しさをバネに、持ち味を発揮した投球を期待したいと思います。

 

以上、『選抜高校野球 彦根東 逆転で初戦突破 応援バスツアー観戦記』でした。

選抜高校野球 彦根東 最新応援情報! 対慶応戦 戦力比較・分析

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さあ、いよいよ春の選抜高校野球が始まりました。

 

彦根東は大会第6日目の第一試合(28日午前9時開始)に登場し、昨秋の関東大会ベスト4の慶応と対戦します。

 

そこで、対慶応戦について、両校の戦力の比較と分析を勝手に行いました。終盤まで接戦に持ち込めば、彦根東に十分に勝機があります。

 

 

 

◆彦根東の近況

年明け1月以降、積雪など悪天候やテストがあったため、実戦練習が思うようにできず、調整に不安を残していました。

 

ただ、3月に入ってからは香川県での合宿などで、急ピッチで調整が進み、3月10日から18日の間に行った他校との練習試合では、7勝1敗と状態を上げてきています。エースの増居君も、「変化球の精度が上がり、自信がついてきた」と仕上がりは順調のようです。

 

◆データによる「彦根東vs慶応」

 

彦根東

慶 応

打率

.358

.275

平均得点

7.14

5.00

防御率

.270

.274

平均失策

0.57

0.73

 

 投手を含めた守備力では、ほぼ互角というところでしょう。打撃力では彦根東が上回っています。

 

ただ、慶応のチーム防御率は.274ですが、エースの生井君は.2.05と安定感を示しています。生井君は最速142キロの直球と縦と横の2種類のスライダーが武器で、プロのドラフト指名候補としての呼び声が高いです。

 

 

◆スポーツ紙の評価

 

 

彦根東

慶 応

日刊

 C

 B

スポニチ

 B

 B

報知

 C

 B

サンスポ

 B

 B

ディリー

 B

 B

中日

 C

 B

 

 

 評価基準ですが、優勝候補筆頭の大阪桐蔭が全社A評価でしたので、それを参考に見れば良いかと。

 

慶応は全社B評価に対し、彦根東はB評価とC評価が半々。

 

なんともコメントしがたいですが、私の愛読する『ディリースポーツ』はB評価。さすが、と言っておきましょう。

 

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◆毎日新聞社の彦根東の評価

サンデー毎日増刊『センバツ』から、彦根東の講評を引用します。

 

絶対的エース・増居と高い集中力で近畿大会8強入りし、初めての2季連続甲子園出場を手繰り寄せた。

 

昨夏の甲子園では開幕試合で完投し、春夏通じて初勝利をもたらした増居。秋も公式戦全7試合に登板。しなやかな左腕から繰り出す最速138キロの直球に、切れのあるスライダー、カーブ、チェンジアップを織り交ぜる。秋以降、グラブの位置を上げるなどフォームを改造したことで安定感が増し、球速や変化球の精度を上げてきた。スピンの利いた増居の球は打ち上げると「野手にとって易しいフライになる」(村中監督)といい、1試合平均失策0.57にも貢献。2番手の左横手・原はカーブ、スライダーを駆使する技巧派だ。

 

リードする捕手の高内は主将で4番。昨夏、投手から転向した。同学年には捕手経験者がおらず、強肩の高内は「やるなら自分しかいない」と原をくくったという。先輩捕手のアドバイスをメモし、小林誠司(巨人)や古田敦也(元ヤクルト)らの動画で配球などを研究してきた。

 

攻撃は昨夏の甲子園でも先発出場した1番・朝日、秋の公式戦で.652の高打率を残した2番・宇野の出塁が鍵。近畿大会1回戦は徹底したデータ分析を誇る明石商(兵庫)の裏をかいての強打でゆさぶり、高内の2ランなどで接戦に持ち込んだ。1点リードの9回2死1,2塁から中前打を許したものの、中堅・野嵜の「奇跡のバックホーム」で反撃を封じ、粘り勝った。

 

今冬、その集中力をさらに磨かざるをえない「試練」があった。校内のグランドは十分な広さがないうえ雪が積もるため、近所のバッティングセンターで練習を補ってきたが、昨年末に経営難で閉店。そのため週1回、県外高校のグランドを借りて実戦感覚を養い、これまで以上に1球、1打に傾注してきた。

 

2009年春に21世紀枠で56年ぶりの甲子園出場を果たして以来、「漠然としていた甲子園のイメージが、出るには何をすべきか、何が足りないのかと選手たちが具体的に考えられるようになった」と村中監督。まずは2勝をあげて、歴史を変えたい。

 

 

◆まとめ

打撃力でやや上回る彦根東打線が、少ないチャンスをいかにものに出来るかがポイントだと思われます。終盤までクロスゲームい持ち込めば、十分に勝機があると考えます。

 

昨夏の甲子園1回戦の波佐見(長崎)戦でサヨナラ勝ちしたように、村中監督は「序盤で我慢して、終盤に好機がきたらしっかりと点を取りたい」と話しています。そして、個人的には、クリーンヒットでなくとも頭脳プレーによる得点も期待したいです。

 

当日は、私も朝5時出発のバスに乗りますよ。いざ、甲子園へ!

 

以上、『選抜高校野球 彦根東 最新応援情報! 対慶応戦 戦力比較・分析』でした。